鉄道旅客輸送統計【懐古編】ブログ
鉄道旅客輸送統計【懐古編】サイト管理人の隠居部屋
駅の開業日=営業開始日?
駅の開業日というと通常は営業(旅客や貨物の取扱)を開始した日になっていますが
必ずしもこの限りではないと思われる例もあるようです、本記事でご紹介します。

駅の種類として、年間通して営業は行わず一定期間のみ営業する
仮停車場(現在の臨時駅に相当)というものがあるということはご存知だと思いますが、
こうした駅も開業日が何らかの判断基準で決められているようです、
いったいどのように決めているのか?少し例を挙げてみます。

水郡線 矢祭山:昭和12年3月27日
参考:鉄道省告示第81号(S12.3.27官報掲載)

山田線 両石:昭和26年7月23日
参考:日本国有鉄道公示181号(S26.7.23官報掲載)

上記より双方とも開業日=官報掲載日としているようですが、
官報掲載日=営業開始日と考えてしまって妥当なのかというと、
辻褄が合わないと思われるケースもありますので、下記で示します。

手宮線 手宮
鉄道院告示第1号(T1.8.3官報掲載)
T1.8.11より旅客取扱い開始(それまで手宮線全体で客扱休止中)

同上 色内
鉄道院告示第2号(T1.8.6官報掲載)

手宮はT1.8.11客扱再開としているのに対し
色内はT1.8.6に駅設置の告示が官報掲載されており、
官報掲載日=営業開始日としてしまうと明らかに違和感があります。
(色内だけ先行してT1.8.6客扱開始したとは考えにくい)

実は仮停車場設置の場合、官報をよく見るといつから営業を開始するかという
点についてははっきり書かれていませんので、
実際の営業開始日は官報掲載日と異なるものが多いのではないかと思われます。

こうした駅では資料によって開業日として複数の説が存在しているものもあるようですが、
それは開業日をいつからと決める過程で見解の相違が生じる可能性があり、
それが原因になっているのかも・・・

少し長くなったので、引き続き次回も仮停車場の開業日関連の
話題を記事にする予定です。
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