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駅の改廃履歴に疑惑あり?【東海道本線 名古屋駅】
タイトルの通りです、今回は名古屋駅の※改廃履歴について考えてみたいと思います。
知らない方はいないほど有名な駅なのと、何ら複雑な履歴は無いように
見えるので何が疑惑なの?と思うかもしれませんが、それは・・・

※駅の開業・改称や廃止などに関するごく基礎的な事柄のみ


↓は名古屋駅の改廃履歴です
M19.5.1:開業(名護屋) M20.4.25漢字のみ改称:(→名古屋)
至ってシンプルです、当方が疑惑ありと考えているのは
M19.5.1:開業(名護屋) M20.4.25漢字のみ改称:(→名古屋)

赤字で示した箇所です、駅の履歴をまとめた専門書
「停車場変遷大事典 国鉄・JR編」(JTBパブリッシング)によると
典拠は官報記載によるとされており、その内容は開業がM19.5.8広告(左下下部)
改称がM20.5.7広告(中央付近の時刻表)となっています。

官報をご覧になった方で気が付かれた方もいらっしゃると思いますが、
開業典拠で駅名が「名屋」、改称典拠で駅名が「名屋」になっているので
汽車発着時刻が改正された※M20.4.25から駅名が改称されたと考えているようです。

※同時に木曽川から加納(現:岐阜)が開通
M20.5.7広告の前に掲載された時刻表(M20.2.9広告)で
「名護屋」としている点も考慮されている可能性あり

しかし、官報(M20.5.7広告)には駅名を「名護屋」から「名古屋」に
改称したという点についてはどこにも書かれていません。


たいした名前の違いではなかったので書かなかったのかもしれませんが
別の見方をすると、開業時点の駅名は本当に「名護屋」だったのか?
(改称したという事実自体存在していたのか?)という疑惑も生じます。

以上を踏まえまして、開業後の官報による記述の変遷を確認してみますと
開業約1か月後のM19.6.16農工商事項(通運)では駅名が「名古屋」になっています。
ただし上記の約1か月後のM19.7.21広告では「名護屋」と表記が定まっていません。

なお、明治22年に名古屋市となる前は「名古屋」を「名護屋」とも書いていたそうです。
レファレンス協同データベース参照)

前述の官報ですが、広告と農工商事項(通運)という異なる箇所に時刻表が掲載されています、
広告と農工商事項(通運)の時刻表を作成した方がそれぞれ別人で「名護屋」・「名古屋」と表記が
違っただけなのかもしれません。(M20.5.7広告で時刻表を作成した方は「名古屋」にした)

つまり名古屋駅は開業から特に改称などは行われていないのではないかと
推測しているのですがいかがでしょうか?所詮素人の憶測に過ぎないかもしれませんが(^_^;)
本件について何かご意見などございましたら、お気軽にコメントをお寄せいただればと思います。
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